10月4日に大学側から主催サークルである“慶応義塾広告学研究会”の解散が命じられ、開催が中止になってしまった『ミス慶応2016』。

大学側はサークルの解散理由を“未成年への飲酒強要が常態化していたため”と告示していましたが、本当の理由はサークルメンバーが泥酔した女性を性的に暴行した事が原因であると『週刊新潮』が報じました。

この事実は大学側に事実を握りつぶされた元サークルメンバーの被害女性が週刊誌に駆け込んだことで発覚しています。

ミス慶応2016の中止が大学側と主催サークルによって発表されたのは10月4日。
ミス慶応の運営サークルである“慶応義塾広告学研究会”が今年の9月2日に神奈川県横浜市で行われたサークルの合宿中に複数の未成年へ飲酒の強要をした事が発覚し、大学側が学長自らサークルの解散を命じました。

学生の他各方面へ向けて発表された告示によると、慶応義塾広告学研究会は合宿やイベントの度にゲームを行って未成年相手に飲酒を強制しており、毎年同じような行為を行う未成年飲酒強要サークルだったんだそう。

飲酒の強制が常態化していた悪質サークルであったため解散を命じたと告示には掲載されていたようでした。

ちなみに慶応義塾広告学研究会の不祥事によるミス慶応の中止はこれで2回目。
1回目は『ミス慶応2010』開催前に神奈川県横浜市にある日吉駅前の商店街でサークルメンバー10人ほどが酒に酔い、全裸で商店街内を駆け回った事から慶応義塾広告学研究会の無期限活動停止が命じられています。

この不祥事の際は一緒に商店街を並走していた女性サークルメンバーの撮影動画が動かぬ証拠となり、10人全員がわいせつ物陳列罪で書類送検される事となりました。

未成年飲酒でサークルが解散となり中止が決定したミス慶応2016。
しかし、サークルが解散させられた本当の理由は未成年飲酒などではなく、サークルメンバーによる性的暴行が原因であると『週刊新潮』が報じました。

真相を語ったのは慶応義塾広告学研究会の元サークルメンバーである18歳の女子慶応生であり、解散処分となった本当の原因である性的暴行の被害者となった女性です。

被害女性Aさんの話によると、サークルメンバーから性的暴行を受けたのは9月初旬の事。

神奈川県の合宿施設にてAさんは未成年であるにもかかわらず飲酒をするよう指名され、まずはお酒をたくさん飲まされてしまったんだそう。
その後大量の飲酒によって彼女が泥酔してしまうと、男性サークルメンバー達が彼女へ性行為を強要しにやって来たんだとか。

Aさんは当然抵抗したのだそうですが、抵抗する自分を1人の男性サークルメンバーが押さえつけ、倒れた自分に他の男性2人がのしかかってきたんだそう。

3人の男性に強姦されている最中の姿はスマートフォンで撮影されていたんだとか。
女性によると男性メンバー達の行為は強姦だけにとどまらず、もっと凄惨な事までされていたそうですが…その時の悪虐な行為についてはまだ公開されていないようです。

画像は慶応義塾大学の事務局の1つ。
Aさんが性的暴行の被害に遭った後、Aさんの母親は大学へ被害を訴えにやってきました。
しかし大学側はリスニングなども行う事なく「警察に行け」の一点張りで被害者女性の母親を門前払いしており、事件を公にはしていません。

同じくこの真相を奉じた『週刊文春』によると、この後AさんやAさんの母親は警察に被害届を提出しています。

『週刊新潮』の取材に対し、慶応義塾大学側はこの対応を「今回の処分は適正なものと認識しております」と答えています。
事実を認識していたにも関わらずなぜ大学側はサークルの解散理由を『複数の未成年への飲酒』と発表したのでしょうか？

この対応に対し、被害女性のAさんやAさんの母親は大学側が性的暴行事件を“なかったこと”にしようとしていたと感じており、ネット上でも「学生課クズ過ぎ」「加害者の親がお偉いさんだった？」「強姦したのが政治家の息子かなんかだったの？」など批判の声が相次いでいます。

ミス慶応の中止が発表された際、ファンの人間からは沢山の嘆きの声が上がり、ファイナリスト達からは悲しみのコメントが発表されていました。
ミス慶応2016ファイナリスト達は事件の真相を知っていたのでしょうか？
ネット上では既に「もしもこの事件知っててあのコメントなら怖ぇよな…」などといったコメントも上げられており、ファイナリスト達にまで風評被害が出始めています。

“慶応義塾広告学研究会”のサークルメンバーによる性的暴行の詳細は後日報道されるようですが、大学側には大学自身やファイナリスト達の信頼回復のためにも一刻も早い真相公開をして欲しいものですね。