日本中を騒がせたSMAP解散報道から約半年。
まだまだ尾を引いている解散という文字ですが、フジテレビのスマスマはまだ収録と放送は続いているが、ファンの間ではその放送を見るにも忍びない・・・という声が。

それは、香取慎吾さんの姿。

以前の様なムードメーカー的な様子は影を潜め、キムタクとペアを組んだビストロSMAPでは、距離を置く様が画面に写っている。

キムタクVS他のメンバーの構図が発覚したのは、やはり解散騒動でキムタクが事務所に残る、そして解散騒動の中、騒動の説明としスマスマで草彅剛さんが「木村君のおかげでジャニーさんと話が出来た」と発言で明確になった。

まず香取慎吾さんは、芸能界、ジャニーズに入所した時点から女史マネージャー飯島さんに育て上げられた。
「慎吾は絶対育つ！育て上げていく！」と、早くも飯島女史は香取さんに目を掛けていた。
まだ小学生だった香取慎吾さんも、この頃から飯島女史に信頼を置き、道を開き国民的アイドルとして、大きくなっていった。

従来のアイドルと違い、アイドルは避けて通るコミカルなキャラクターで、老若男女の心を鷲掴みにしたのだ。
これも飯島女史の手腕だろう。

西遊記での被り物、両津勘吉のオジキャラ、女装での慎吾ママ。

どれも、香取慎吾だから許される愛されるキャラに育っていった。

解散騒動で明るみにでた、飯島女史と事務所との執着。
飯島女史はSMAPを育て上げた絶対的な存在に事務所内ではなっていたが、噂ではパワハラにより独立を考え、その際はSMAPも一緒にと、飯島女史とSMAPの間では話がまとまっていたという。

その先頭を走っていたのがキムタクだった。
男気があるキムタクは、育ててくれた飯島女史について行く、他のメンバーも異存は無かったはずなのに・・・。

キムタクの嫁、工藤静香が反対したのをキッカケにキムタクは事務所に残ると言い出す。

ここで騒動は大きくなる。

「SMAP解散」の噂が日本中に駆け巡る。

一番傷が深かったのは香取慎吾さん。
SMAP全員での独立が、一人の残留発言で、事務所からも突き放されてしまった。
テレビでの公開処刑と言われる「解散しない」宣言も、キムタク一人意気揚々とした物言いに聞こえたのも、キムタク一人「安泰」の道が確定されたからだろうと推測される。

香取慎吾さんは、ここで心を折ってしまったのではないだろうか。
信頼していたマネージャーと仕事ができなくなる悲しみと、信頼していた年長メンバーの心変わり。
もう、目も合わすことのない仕事が、ここから始まってしまう。

解散騒動中であったドラマ出演。
周りの目もあり、かなりしんどかったと思うが、好機な目もあり視聴率も悪くなかった。
楽しい現場なのは、王様のブランチのレポート等からも伺われた。
楽しかったドラマ撮影も終わり、打ち上げの時香取さんは「明日自殺しているかもわかんない」と、発言してしまった。

この頃、ジャニーズ事務所内ではSMAPの扱い方に困惑していたようだ。
SMAPのスケジュールは、飯島女史が仕切っていたSMAPチームが扱っていた。
飯島氏がいなくなった時点で、チームは事実上解散となり、誰一人事務所内ではSMAPを取り扱えない状況になったいたとされていた。

事務所からの管理もなく、周りからは好機の目で見られ、香取さんは自暴自棄だったのでは。

スマスマでのキムタクVS香取慎吾の距離感が埋まらない。
その異様な雰囲気が、解散説を未だに払しょくできない理由ではないだろうか。
事務所との契約が9月までされ、解散説は9月にと噂されているが、この状態で1年の更新となったとされている。
ジャニーズ事務所の一番の貢献者「SMAP」を、蔑ろに契約打ち切りとして解散に追いやってしまったら、事務所の面目もなくなってしまうのでは？と、話題になっている。
ここで、事務所はどうでるのか。

もうプロと言えない香取慎吾さんのその態度に、芸能界に未練はなし、引退かの噂もチラホラでてきている。

25周年ライブも香取さんは「絶対やりたくない」と。
今までのSMAPライブは、香取さんが構成を担当していた。
香取さんは、他のジャニーズのコンサートでも演出をするほど、演出力には長けていた。
ここ何十年と演出をしていた香取さんが演出を離れれば、「今までとなんか違う」と、ファンの間で噂になり解散説に拍車がかかりそうだ。

「おじゃMAP」も打ち切りの噂と、解散説は未だに収束を迎えていない。

香取慎吾さんの態度で見る「香取の乱」は、どこで収束を迎えるのか。
解散か、独立か、引退か・・・