農業界の武井壮と呼ばれる（自称）“静岡のたけのこ王”風岡直宏さんが、伝説の白子タケノコの量産に成功し、年商1億を稼ぎ出すとして日本テレビの『沸騰ワード10』に出演。

白子タケノコもすごいですが、その強烈なキャラクターが話題になっています。

風岡直宏さんは、たけのこ王になる前に、手掛けていたビジネスが、カブトムシやクワガタビジネス。

オオクワガタが黒いダイヤと呼ばれていた1990年代後半のクワガタムシブームに乗っかり、24歳の頃にクワガタやカブトムシを山で捕まえて、販売しているそうです。

なるほど、ビニールハウスでの養殖じゃないんですね。

販売相手は、子供たちの他に、なんと法人に対して販売もしており、1社あたり3200匹で取引額は100万を超えるとか。

捕まえる労力に見合っているのかは、分かりませんが、なんと、クワガタ販売で、年間3800万円を稼ぎ、高級車の代表格、フェラーリを買ったそうです。

タケノコ王となった現在でも、タケノコの採れない夏場は、山へ入り、クワガタやカブトムシを捕まえて販売するビジネスは続けているそうです。

ちなみに、クワガタビジネスの時は、タンクトップの色がピンクじゃなくて白いタンクトップでした。

完全に武井壮（笑

風岡直宏さんの実家は、親子3代でタケノコ農家を手掛けているそうで、風岡直宏が3代目。

それまで、一般のタケノコ農家では、たけのこ作りを自然任せにしていたため、タケノコが生えてくる年と生えない年があり、収入が安定しなかったのを、山の手入れをすることで、毎年タケノコが出てくるようにする事で、安定した生産を可能にしたそうです。

すごいビジネスの嗅覚！

風岡直宏さんの視力は、なんと2.5（自称w）。
その優れた視力で“上空から獲物を狙う鷹のイメージ”で、地面から本当にちょこっとしか覗いていない、タケノコの先っちょを見つけ出し、どんどん収穫していました。

風岡直宏さんが日本で始めて量産に成功したのが『白子たけのこ』と呼ばれる、通常のタケノコよりも色が白いたけのこ。

白子タケノコは、皮の色が通常はこげ茶色なのに対して、白い皮と、中の身もまっしろなタケノコです。

100個に1個くらいしか捕れない貴重なタケノコで、幻のタケノコと呼ばれているそうです。

白子たけのこは、通常は100個に1個くらいしか捕れない、珍しい幻のたけのこなのですが、年間300日も山に入るタケノコ王は、白子タケノコが、日向側よりも、山の日の当たりにくい側の斜面に生えやすい事を突き止め、山の手入れと研究を重ねる事で、100本に20本くらい捕れるようになったとか。

クワガタビジネスで大儲けし、フェラーリを購入した風岡直宏さんですが、なんとタケノコビジネスでも1億円を稼ぎ、2代目のフェラーリを購入したそうです。

タケノコを売って購入した真っ赤なフェラーリは、地元の雑誌にも取り上げられたそうです。

白子タケノコは、通常のタケノコよりも身がやわらかく、えぐみも少ないため、煮物などに味が沁みやすく最適だそうです。

生で食べると、果物の梨のような甘味があるようで、風岡直宏さんは、白子タケノコをさっと茹でただけの刺身をトウモロコシの甘味に例えていました。

また、ゆでる時にあく抜きも必要ないそうで、料理のしやすさも白子タケノコの特徴のようです。

なかなか捕れない貴重な白子タケノコは、価格も通常のタケノコの2倍ほどで取引されるそうです。

タケノコの価格の相場が、

2月:1キロあたり10,000円
2月下旬:1キロあたり5,000円
4月:1キロあたり1,500円

ほどで取引されるそうなので、この2倍の価格という事でしょう。

『沸騰ワード10』の番組を見ていた視聴者なら、だれもがタケノコ王・風岡直宏さんが、誰かに似ていると思っていたはずです。

タンクトップに、適度に日焼けした強靭な肉体、そしてしゃべり方…そう！
タレントの百獣の王・武井壮さん！

百獣の王こと、武井壮さんは、十種競技の元日本チャンピオンです。
対する、タケノコ王・風岡直宏さんは、何とトライアスロンの元プロ選手だったそうです。

怪我で23歳の時に引退してしまったそうですが、やはりこの方も身体能力は抜群なようです。

ちなみに、山に年間300日も入っていると、野生のイノシシに襲われることもあるそうで、タケノコ王・風岡直宏さんは、なんと野生のイノシシを仕留めたそうです。

仕留めたイノシシで作ったアクセサリーを取材スタッフに見せびらかしていました。

ちなみに、風岡直宏さんがイノシシを駆除する理由は、鼻で穴を掘って大事なタケノコを食い荒らしてしまうからだそう。

しかし、野生のイノシシを丸太で仕留めるなんて、百獣の王・武井壮にも勝るとも劣らない強さの持ち主！

風岡直宏さんの夢は、毎日放送のテレビ番組『情熱大陸』に出演する事だそうです。

番組ディレクターにも「どうしたら（情熱大陸に）出れますかね？」「手紙とかどうでしょう」と、質問をしていました。

天才ピアニストの葉加瀬太郎さんが作曲した情熱大陸のテーマ曲の鼻歌を口ずさみながら、山に入る姿は、完全に本気でした。

狙ってます完全に！

タケノコ王・風岡直宏さんは独身で、嫁に来てくれる人を探しているそうで、婚活パーティー（お見合いパーティーかな？）に15回も行ったことがあるそうです。

「僕の人生アドベンチャーに参加してくれる嫁さん募集中」として、結婚相手を見つける事が叶えたい事だそうですが、実は結婚経験があるそうです。

風岡さんは一度結婚して、奥さんとの間には息子さんもいたそうですが、その後離婚してしまったそうです。

離婚の原因は、やはりその強烈なキャラクターに付いていけなかったのでしょうか？

クワガタやタケノコを売って購入した2台のフェラーリ。
現在はどうなっているのかと調べたら、なんと奥さんとの離婚をきっかけに手放したそうです。

手放した理由は、奥さんがフェラーリが嫌いだったそうで、離婚のケジメに、頭を丸め、さらにフェラーリも手放したそうです。

田舎は、噂話に尾ひれ背びれが付くので、フェラーリは慰謝料がわりに奥さんに持って行かれたとか噂になったらしいです（笑

番組内でも、嫁さん募集をしていた風岡直宏さんですが『Nippon Taberu Times』というサイトの記事によると、これまで同サイトでも奥さんを募集しており「早くしないと（自分が）売り切れちゃうよ」と宣伝していましたが、最近『sold out』という表記に代わっており、「売り切れで再入荷予定なし」と書かれていました。

どうやら、新しい彼女ができて、再婚をしたのかもしれません。

相手はどんな人なのでしょうか？？

ネットの苦手な風岡直宏さんに変わってブログを更新してくれる人を希望していたそうなので、IT関係の仕事をしていた女性が現在の彼女もしくは奥さんなのでしょうか？

タケノコ王・風岡直宏が主演で出演していたというアメリカ映画は『Beetle Queen Conquers Tokyo（東京カブト）』というタイトルの映画。

番組冒頭には、養老武さんも出演し、結構マジメな昆虫映画のようです。

たけのこ王が経営する『風岡たけのこ園』では、白子たけのこ以外にも、時期によって桃やネクタリン、かぼちゃ、くるみなどの果物や、クワガタやカブトムシ、蛇皮お守り、マムシやスズメバチの焼酎づけまで販売いるそう。

動画では、風岡直宏さん自ら、美味しいタケノコの調理法を教えてくれています。

タケノコは、一晩で１メートルも伸びる事のある成長の速い植物です。
そのため、痛むのも早いそうで、鮮度が命なのだそう。

やはり、気になるのは、たけのこ王・風岡直宏さんと、百獣の王・武井壮さんとの番組共演。

実物を並べると、一体どのくらい似ているのか！？
一体どちらが強いのか！？

話がかみ合うのか！？

武井壮さん自身も、番組の中で共演もあり得るコメントを出していたので、近いうちに（7月15日！？）に共演はあるかもしれません。

2人の王の遭遇が楽しみです！