2016年6月20日、東海ラジオの人気番組『宮地佑紀生の聞いてみや～ち！』のパーソナリティ・宮地佑紀生氏が、6月27日放送の同番組の生放送中に、共演タレントの神野三枝さんを、足で蹴ったり、マイクで唇を殴り、全治10日の怪我を負わせた疑いで逮捕されました。

宮地佑紀生容疑者の逮捕のきっかけは、神野三枝さんが、番組放送後に宮地容疑者を刑事告訴し、6月30日に宮地佑紀生は、傷害容疑で愛知県警千種署に逮捕されました。

同番組は、6月29日をもって打ち切りになりました。

20年近く多くのリスナーに愛された番組なのに残念です。

6月30日には、替え番組が放送され、冒頭で東海ラジオ局のアナウンサーが番組の打ち切りを発表し、宮地が傷害事件を起こしたことを「遺憾に思う」と謝罪しました。

このページでは、問題となった事件が発生した放映内容と、宮地氏が長年アシスタントを務めてくれた神野さんを殴った理由をまとめてみました。

それでは、このまま読み進めていきましょう！

関東の人には馴染みが薄く、知らない人も多いと思いますが、暴行で逮捕された宮地佑紀生は、愛知県・岐阜県・三重県など東海3県では有名なタレントで“名古屋のみのもんた”とも評されるほど。

地方タレントとでも言うのでしょうか。

明るいひょうきんな表情ですが、感情の起伏が激しいようです。

東海ラジオのパーソナリティの他にも、スガキヤのラーメンのCMにも出演しています。

ちなみに、宮地氏本人は、スガキヤが大好きとの事で、高校生の頃に、スガキヤのラーメンに胡椒をかけようとして、蓋が外れて中身の胡椒がラーメンにドバっとかかってしまった時に、店長が無償でもう1杯ラーメンを作って交換してくれた事で、大ファンになったそうです。

寿がきや食品CMの話が来たときは、とても喜んだそうです。

漢字が違うだけで、読みは本名もラジオパーソナリティとしての芸名も同じなようです。

最後は“地獄”行きでした。

暴行の被害者となった神野三枝さんも、東海地方では多数のテレビやラジオコマーシャルに出演する地元の人気タレントです。

『宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』では、1997年4月27日～2016年6月27日までの約19年間、加害者である宮地佑紀生氏と共演していました。

神野「当選した長靴を頂きました。
長靴はうちの床の間に飾ってあります。」

宮地「すごいねー」

神野「どんなに大雨が降ろうとこの靴を履くことはないでしょう。」

宮地「はい。他の方もきてます。取りに見えた方」

神野「他の方も取りに来てます。おみやげもいただきました、たれぞうままさんもありがとうございます。それからコチラはですね。イタイイタイ」

（★ここで膝を蹴った）

「えっ？ ん？なになに？ えっ？なんですか？
これプレゼントいただいた方ご紹介じゃないです？
あっそうなんですか？
じゃコラボ写真は？なんでです？ あれ？ あのーえ？え？え？」

宮地佑紀生「いやだから頂いた人のやついただきゃええがね」

神野三枝「そうですよ。えーだから名前がここに書いてある
なーんうふふ
えーかっちゃんからのお礼を頂いたのでありがとうございました。
えーそれからこちらがですね…
えーたれぞうままさんからも頂いております。ありがとうございます。
えー。えー。今のがプレゼントを取りに来てくださった方からのお礼のお菓子をご紹介させていただきました。」

（★ゴツンゴツンとマイクで唇を叩く音）

神野三枝「なんです。なんです。ごめんなさい。
えっ？えーそれから
えーおはがきも頂いておりますのでお礼をさせていただきたいと思いますけれども。」

（以降番組は通常通り進行）

やはり、気になるのは、何故、宮地佑紀生は、自身が長年パーソナリティを務めるラジオ番組で、長年アシスタントを務めてくれた共演者の神野三枝さんを、本番生放送中にマイクで殴ったり足で蹴ったりの暴行をしてしまったのかという事です。

互いに、番組内でディスりあうやりとりが面白い番組でもあったため“喧嘩しても仲が良い”イメージがリスナーにもあったと思うのでショックでした。

それでは気になる暴行理由を紹介します。

事件発覚後に、ネット上で駆け巡った暴行の理由が、神野三枝さんの“大門発言”です。

事件当日の番組内で、

“神野三枝さんが、宮地佑紀生の娘は、大門（ソープ街）で働いていると発言し、娘を侮辱した神野三枝さんに対して、宮地佑紀生が怒り、マイクで殴った”

というものですが、これ自体が２ちゃんねるのデマで、神野三枝さんは、大門発言をしていないようです。

もし本当に発言していたら、おそらく神野三枝さんも名誉棄損で訴えられますからね。
（娘がソープ嬢であっても、なくても名誉棄損は成立する）

“大門発言”など、ネット上ではデマも拡散されましたが、宮地佑紀生がラジオの生放送中に怒り、神野三枝さんの膝を足で蹴り、マイクで唇を殴った理由が判明しました。

暴行の理由は、番組内で、プレゼント当選者を発表する際に、当選者がプレゼントを取りに来た際に『お菓子の差し入れを持ってきた』ことを番組中で話してしまった事が理由のようです。

番組にとっては、プレゼント抽選の公平性を保つために、“当選者が差し入れを持ってきた事”は番組内で、リスナーに対して言ってほしくない事です。

番組は“差し入れをする顔見知りにプレゼントを当選するようにいしている”と抽選自体の公平性を疑われる可能性があるからです。

その配慮ができず、ペラペラと差し入れを受け取ったことを番組内でしゃべってしまったことに対して、宮地佑紀生は、怒り足で膝を蹴って、発言を制止しようとしたようです。

一度は、足で“不適切な”神野三枝さんの発言を制止したものの、蹴られた意図を分からず、その後も、別のプレゼント当選者からのお菓子の差し入れについて話し始めてしまう神野三枝さん。

1度ならず2度までも“不適切な発言”をする神野三枝さんに対して、ついに、宮地佑紀生は腹を立てて怒り、マイクで唇を殴ってしまいます。

まあ、20年近くラジオ番組を一緒にやってきたのだから、そのくらい分かれよ！っていう言い分なのでしょう。

気持ちは分かる気もしますが、マイクをオフにしたり、制止する方法はいくらでもあったはず。

まして相手は女性、手を上げたり、暴力は絶対ダメです。。

真のマハポーシャランド氏が、Youtubeで、宮地氏が、何故ラジオ生放送中に怒って暴行したのか、その理由を分かりやすく動画と音声で解説してくれています。

Twitterやネットでは、暗黙のルールを察しない神野三枝さんに対する非難もあるものの、膝を蹴られたり、マイクで唇を殴られて怪我を負っても、番組を止めず、最後まで何事もなかったように番組を続ける彼女のプロ意識に対して称える声も数多く見られました。

全治10日という事は唇から血だって出ているでしょうに。
痛みや恐怖を我慢して、話つづれる根性はまさにプロ！

6月30日放送の『ミヤネ屋』で、タレントのRIKACOさんがが宮地佑紀生氏の暴行に言及し、暴行の理由は宮地氏に更年期障害があり、感情のコントロールが利かなくなったのはと推測していました。

確かに、すぐにカチンときて、怒りっぽくなるのは、更年期障害の症状の１つですね。

神野三枝さんが“不適切”な発言をしたとしても、普通であれば他の方法で注意を促すか、発言を制止したはず。

それを、暴行という形で怒りをぶつけてしまうのは、宮地佑紀生も67歳の高齢、感情のコントロールができない、更年期障害なのかもしれません。