今は消されてしまっていますが、数日前にこんなtweetが炎上していました。内容はざっくりこうです。

「パパ活をしていて、3回目に会ったパパさんが飲食代の30,000円を払わずに店から逃げて、払わされるはめになった。警察に行ったけど相手にされなかった」

それで「パパ活」を知らない人は「妊活みたいにパパが子育てをする活動かと思ったら援交のことか」と驚き、無銭飲食で逃げた「パパ」よりも逃げられた女の子に批判が集まり、炎上しました。

現在は炎上を受けて閉鎖しているのか、ツイート内容などは見れないようでした。

パパ活とは、パパに性行為なしでお金を援助してもらう活動のことです。

援助交際と違って相手とのHをしないため、女性が気軽に参加できてしまうのも問題なようです。

ただ、「性行為なし」は、建前上のことで実際にはあったとしてもわからないのが実情。法的にはグレーだと言われています。

もちろん未成年に対して性行為をして通報されれば、パパは逮捕されてしまいます。

消される前は、tweetがリツイートされ、批判するコメントが殺到しました。主旨としては「パパ活は援交のようにみっともないものだから、それで相手に騙されたというのは、自分が何をやっているかわかっていない、甘い」というものが多かったようです。

また、そこまで言わなくても、と思えるようなひどい誹謗中傷もありました。

この女の子に対し「頭悪い」「厚顔無恥」などと中傷が殺到しました。

このアカウントの人は、プロフィールから風俗嬢かと思われます。仕事に誇りを持っているのか、安易に大金を貰えるというパパ活には手厳しい意見が続いていました。

「パパ活」という一見かわいらしい言葉と、実際の行為のギャップに違和感と不快感をあらわにした人も多いですね。

この人も、風俗業界に詳しい人のようです。同じだと思われたくないというか、可愛い言い方を不快に思っているようですね。

このtweetのパパ活女子のアカウントは、現在は非公開でフォロワーのみ見られるようになっています。これだけひどく言われたら仕方ないとは思います。

ただ、プロフィールに「エラボト」「バストアップ」「整形」などの文字が見えます。

パパ活で稼いだお金で整形三昧なら、羨ましいというかなんというか。

パパ活を調べていたら、すごく詳しいノウハウを書いたブログがいくつも見つかりました。簡単で楽しい、可愛い収入源で、危険もないし教えてくれた先輩には感謝しているというような導入で、漫画形式でわかりやすくパパの見つけ方が書いてあります。

パパ活で貰ったお金ははたして贈与税なのか、納めるべきなのか、と税金対策まで教えるブログもあります。

これだけしっかりした（？）情報があふれていれば、パパ活活動（？？）もやりやすそうです。

たとえば、パパ活で不安な初心者の女の子の話題。エッチありのパパとのはじめてのベッドインは、3Pなら安心とアドバイスしています。

友達と一緒にパパ活しましょうということらしいです。

ちなみにこれはグレーっていうか、ほぼ売春あっせんになっているように思いますが、どうなのでしょうか。

大手の出会い系掲示板が、最近パパ活対策を行っているようでライブドアのYYCなどは今では使いにくくなっているそうです。

最近のtweetで、ハピメで見つけたというものがありました。また、ブログなどではライブチャットに登録、仕事をしていて来てくれたお客さんにパパになってもらうパターンもあるようです。（ただしライブチャットの運営にしたら面白くないことなので、こちらも今後は規制がかかるかも）

元チャトレのパパ活率は高いようです。

あとは、Twitterで思い切り募集しているものが多数ありました。これは本物と偽物が混じっていると思われます。

募集だけでなく、パパ活がいかに楽しいか、パパにどんな良いことをしてもらったか、買ってもらったものなどなど、パパ活をエンジョイしているリア充（？）tweetもあります。

お寿司食べれるんですね。良いですね。

……良いのか？

パパ活のパパは、呑気に女の子と食事をしてお小遣いをあげれば良いと考えているかもしれません。

しかしパパを募集している中には、メールアドレスや電話番号など情報収集が目的のものがあり、個人情報が危険にさらされますね。

それに、実際に女の子のバックにコワイ男が着いていて脅されてたかられたという「美人局」（つつもたせ）の被害にあったパパも居ます。

それなりのリスクを覚悟してパパ活したほうが良さそうですね。

ドタキャンなら可愛いほうでしょうね。

日本は貧乏な国です。正確に言うと国民だけが貧乏な国です。

「親がしっかりみてくれず、パパが悩みを聞いてくれて社会について教えてくれ、心のささえになった、パパは恩人だ」

と大人になっても感謝している女の子も居るのです。

パパも父性本能を満足させるために、ほんとうにパパ活としてやっている優しい人もいます。

でもこんな例はまれなのではないでしょうか。

多くは、騙し騙され、の程度の低い世界が展開されているのです。

性行為がないとされるパパ活ですが、パパのほうも自分の存在価値を感じるためにお小遣いをあげているのかも知れません。実際、ただ食事をするだけでその金額ぶんを支払う価値を認めているパパもいるから、これだけ多くのパパ活が成り立っているのでしょう。

ただしパパにも犯罪に巻き込まれる危険性もあるわけで、さきほど書いた美人局みたいな被害にあわないとも限りません。

そして、ちょっとしたはずみで性交渉をして非難されても、パパには勝ち目がないでしょう。

少しずつ注目され始めているので、今後は、法整備の可能性もあります。

パパ活の女子を探すのは、思ったよりも簡単なようですが、それによって将来どうなるのかよく考えて行ったほうが良さそうです。