6月19日に放映されたTBSのバラエティ番組『珍種目No.1は誰だ！？ピラミッド・ダービー』において、ヤラセ・捏造が行われたとして、出演者の顔相鑑定士・池袋絵意知氏がブログで暴露し、TBSに批判が殺到しています。

ヤラセ疑惑が報じられたTBSのバラエティ番組『珍種目No.1は誰だ！？ピラミッド・ダービー』は、2016年4月24日から毎週日曜日19:56から放送されているバラエティ番組です。

ウエンツ瑛士さん、バナナマン設楽統さんが司会を務め、進行にTBSのアナウンサー江藤愛さん、レギュラーパネラーにバナナマン日村勇紀さんが出演しています。

様々なジャンルのプロフェッショナルたちが、珍種目の頂点を目指して競い合い、誰が1位になるかを、スタジオのゲストが予想するという番組です。

ヤラセ疑惑を自身のブログで暴露した池袋絵意知氏が出演したコーナーは、登場する双子が入れ替わっているかどうかを見極める『双子見極めダービー』という企画でした。

ヤラセがあったとされるピラミッドダービー内のコーナー『双子見極めダービー』に出演した回答者は以下の4名です。


1枠：元刑事・小川泰平氏
2枠：顔相鑑定士・池袋絵意知氏
3枠：IQ148芸人：藤本敦史氏
4枠：メンタリスト：ＤａｉＧｏ氏

面子を見ても、Daigo氏を勝たせる気満々の企画。
はじめからヤラセ感満載ですw

捏造されオンエアされた番組放映を見て、出演時と違う内容を知った同氏。

「オンエアを見て唖然、そして怒り、悔しさ。
あまりのことに食べ物も喉を通らない。嘔吐きが止まらない。」

とブログでつづっています。

放映された内容では、顔相鑑定士の池袋絵意知氏が3回戦で敗退し4回戦には出場せず、メンタリストのDaiGo氏が全問正解で優勝していました。

…しかし、この放映内容にヤラセやねつ造、編集が加えられていたとの事

こんな手の込んだ演出まで用意されていますが、実際には池袋氏は、3回戦で敗退しておらず、その後のステージでも回答を続けていたそうです。

さらに回答者として回答席にいるはずの池袋氏の姿がCG加工によって消されてしまったとのこと。

また、本来入れ替えられた3回戦目で、池袋氏が回答し正解しているシーンもCGで消されていたとの事です。

ヤラセ疑惑を暴露された『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』を制作したテレビ番組制作は『逗子王（ずしおう）』（代表取締役社長：石田 昌浩）という会社。

同社は、『所さんの目がテン！』や『ザ！世界仰天ニュース』などの番組制作も手掛けています。

仰天ニュースでもヤラセ編集を行っていないのでしょうか？


『ピラミッドダービーについては』同社のグループ会社Zプラスが実際の現場を手掛けたそうです。

逗子王以前にもタカトシがMCを務めていた人気バラエティ『ほこ×たて』という番組で、やらせ編集をおこない、番組が打ち切りになっています。

ちなみに、『ほこたて』でヤラセとされた内容は

猿とラジコンが競う戦いで

猿がラジコンを怖がって逃げてしまうため、
釣り糸を猿の首に巻きつけてラジコンで引っ張り、
“猿がラジコンを追いかけているように見せる”やらせ演出。

ヤラセ以外にも、猿に対する虐待だと非難を浴びました。

2年前にも、ヤラセによって番組を打ち切りに追い込んでしまった厨子王社。

今回も同様のヤラセ捏造編集を行い、それが明るみに出てしまいました。

テレビは面白ければ何をやっても良いのでしょうか？

いや、そういう風潮だったらテレビが面白くなくなったと言われてしまうようになったのではないでしょうか？

タカトシを起用してあれだけ人気を誇っていた『ほこ×たて』も不正な編集によって打ち切りを余儀なくされました。

6月19日放映でヤラセが発覚後の、6月26日の放映は通常通り放送されていたようですが、ヤラセや捏造については、世論は非常に厳しい目を持っている時代。

現在、TBSや番組制作を手掛けた厨子王社、Zプラス社には、多くの非難の問い合わせが殺到している事でしょう。

実際に番組制作を手掛けた番組プロデューサーF氏や、アシスタントプロデューサーのG氏の本名など身元の調査もネット民によって特定が進んでいるかもしれません。

おそらく同番組も打ち切りになることが予想されます。