あらゆる肌トラブルに、仕事前にボラギノールを塗って即解決!の噂

キャバ嬢やモデルにとって、肌のトラブルは絶対ありえない大事件!

そんな彼女たちがシワ、目の腫れ、むくみ、たるみ、ひび割れ、ほうれい線、肌をピンっとさせる、ニキビが消える、などなど思いつく限りの肌トラブルに使っているという「ボラギノール」。

痔の薬なのに、なぜこう使われているのでしょうか?
成分からしてマジで利きそうですが、気になることも。注意点と共にご紹介します。

結論としては「使うなら自己責任で」となります。

モデルの間でもキャバ嬢の間でも常識

モデルの間でもキャバ嬢の間でも常識

「ずっと使ってるわよ」「知らなかったの?」というレベルだそうです

主な使い方は、勝負日の前の晩に塗って寝る!

毎日のお手入れというより、肌トラブルで困ったときの臨時対策に使われるようです。

洗顔後のキレイな肌に塗ります。量は薄くのばす程度。それで効果は充分あるようです。

擦り切れるまではやりすぎかも。傷つきますからね。
そーっとやさしく、が良いです。

「ボラギノール」とは?なぜ肌トラブルに効くの?成分と効能まとめ

「ボラギノール」とは?武田薬品さんが売ってる痔の薬です。クリーム、軟膏、座薬あり

販売は武田薬品ですが、作っているのは天藤製薬株式会社。

注入型、塗り薬などいろいろなタイプが出ています。よく取り上げられているのは注入型の小さなプラスチックボトルに分包された「ボラギノールA注入軟膏」

小分けになっているので清潔感もあります。よく見るとエスティローダーとかの高級美容液みたいに見えなくも……ないか(笑)

色々でてます

色々でてます

チューブの「ボラギノールA注入軟膏」が人気

あとで個別に解説しますね♪

成分1 アラントインは修理役

抗炎症作用をもち、傷の修復を促進する。

ステロイドよりも一般に弱いですが、炎症を抑える作用もあります

アラントインが、吹き出物の中の炎症を抑える、肌の表面の傷の治りを早める。

組織修復といえばアラントイン。胃のくすり(飲み薬)や目薬にも入っています。

でもボラギノールを飲んではいけません笑

いーい薬です

いーい薬です

多くの市販薬、医薬部外品にも入っているアラントイン。組織修復成分です

成分2 「プレドニゾロン酢酸エステル」=ステロイドがすべてのトラブルを消す?!

【働き】

いわゆるステロイド薬です。炎症をしずめたり、免疫系をおさえる作用があります。炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用されています。

プレドニゾロンは、多くの免疫系の病気に使われ効果を発揮しています。

「プレドニゾロン酢酸エステル」これがステロイド(副腎皮質ホルモン)です。

ステロイドは元々、体内の副腎皮質というところで作っている物質。適量を使えば、アレルギーと炎症を抑えるくすりとして超強力。

キャバ嬢が明日の仕事のために夜付ければ(ていうか朝か)、小さな吹き出物は見事に消えてしまいます。

顔に使えるかどうかですが、ステロイド剤は「強さ」の基準が定められていて、それで見ると顔で使える範囲には入っています。

(でもメーカーは推奨していないので、自己責任になります)

ステロイドについては、書ききれないほどのお話がありますが、痔の薬をおしりに使うだけなら問題ありません。

これが病院で出るプレドニゾロン

これが病院で出るプレドニゾロン

チューブ入りです

肌のトラブルに対する即効性は、一番期待できます。

そのぶん、副作用に気を付ける必要があるのです。

ステロイドについて色々な誤解がありますが、医療現場ではこれがなくては回っていかないほど大切な成分です。

ビタミンE酢酸エステルが肌荒れをふせぐ

脂質の抗酸化作用により、肌あれの原因となる過酸化脂質の発生を防ぎます。また、皮ふの角化を促進する働きを持ち、肌あれ防止効果があるといわれています。肌に対してだけでなく、油分全般に強い還元力を発揮するため、油を使った食品にも安全な抗酸化剤として配合されています。

出典:アベンヌ

ややこしいので解説します

肌荒れは、皮脂が古くなるのも原因の一つ。それを防ぐということですね。

深夜まで働き翌日には同伴

深夜まで働き翌日には同伴

モデルもキャバ嬢も、美を売らなくてはならないのに、肌には過酷な環境。ストレスも半端ないはず。

痔の薬に手を出すのもわかります。

リドカインはまあ、無視してください(笑)

リドカインは、痒みを止めるために麻酔効果を期待して入っています。痔の薬ならではの成分ですね。

ただ、アレルギーが原因で痒くて肌が荒れているというときは、偶然にもこの効果によって楽になりますが。

まあ痒みは抑えます

まあ痒みは抑えます

ですね

「ボラギノール」は最後の手段に。使い方まとめ

あくまで緊急用。レスキュー係として

ボラギノールの噂を知っても「おしりに付ける薬だからどうしても顔に付ける勇気がない」という人も。

基本、これが正解だと思います。もし使うなら後でメーカーは保証してくれないことを知って自己責任で。

オススメはしません。

痔の薬をうすーく顔に塗るだけでいいそうです。
しかし、通常の痔の薬にはステロイドが配合されているので、肌の弱い人はだめかもしれませんね。それに、肌が強い人でも目の周りとか粘膜が弱いところは避けたほうがいいです。
ステロイドによる副作用も怖いですから、普段から使わずに、緊急の時だけ使うっていう使い方したほうがいいみたいですね。

ステロイドについておかしな事が書いてありますが、ボラギノールは緊急用というのは確かですね

こういうことですね

朝夕の洗顔後、肌の全ての手入れが終わった後、
気になるところにうすく塗る。

ただし化粧品と混ざるといけないので、少し時間を置いたほうが良いと思います。

チューブの小分けのものは、本来は使い切りなので長い間残しておくのはちょっとダメです。

医薬品にも消費期限があります。

ボラギノールにはどんな副作用がある?注意することまとめ

ボラギノールシリーズ全般の副作用

ボラギノールシリーズには、ステロイドありとなしがあります。
どちらにも共通する副作用は発疹や痒みなど。

皮 膚   : 発疹・発赤、かゆみ、はれ
その他   : 刺激感、化膿

出典:Qlife

塗り薬全般にアレルギー性の副作用の可能性が。

ステロイド入りにはステロイドの副作用の可能性もなくはない

〔症状の名称〕ショック(アナフィラキシー)
〔症   状〕使用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

出典:Qlife

めったに起きませんが、重い場合はこのような副作用が。

プレドニゾロン固有の副作用もチェックすると

プレドニゾロン(=ステロイド)の重い副作用。

痔の薬ていどならまず心配無用。でもゼロでないのはどの医薬品でも同じです。

重い感染症..発熱、けん怠感、のどの痛み、咳や痰、息苦しい、嘔吐、下痢、皮膚がピリピリ痛い、皮膚の発赤・水ぶくれ・できもの。
副腎不全、糖尿病..だるい、吐き気、下痢、のどが渇く、水をがぶ飲み、多尿、食欲増進、太る
消化管潰瘍・胃腸出血..胃痛、腹痛、下血(血液便、黒いタール状の便)、吐血(コーヒー色のものを吐く)。
膵炎..吐き気、吐く、上腹部~背中の激しい痛み。
抑うつ..憂うつ、気分がひどく落ち込む、やる気がでない、悲観的、不安感、不眠。
骨粗鬆症..骨がもろくなる、背中や足腰の痛み、骨折。
目の重い症状(緑内障、白内障など)..見えにくい、かすんで見える、まぶしい、視力低下、目の痛み、頭痛、吐き気。
血栓症..手足とくにふくらはぎの痛み・はれ・むくみ・しびれ、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側のまひ、うまく話せない、意識が薄れる。

プレドニゾロンの副作用、他のステロイドもほぼ同じ

いらいら感、不眠
消化不良、下痢、吐き気、食欲増進、食欲不振
にきび、肌荒れ、毛深くなる、頭髪の脱毛
生理不順、むくみ、血圧上昇、体重増加
脂肪の異常沈着(顔がふっくらする、肩やおなかが太る)
コレステロール値の上昇、低カリウム血症

プレドニゾロン、そのたの副作用

ボラギノールシリーズを塗ってはいけないところ(ステロイドありなし両方)

・化膿しているところ
・場所を問わず、ボラギノールシリーズでアレルギー反応が出たことのある人

★ 眼の中と眼の周りに関してはメーカーの添付文書には何も書いていません。これは「おしり」に使う前提だから。

というわけで、眼と眼の周りは避けるのが基本。

赤ちゃんと妊婦は?

ステロイドありなし共に

・妊婦さん(妊娠の可能性のある人も)は「医師、薬剤師に相談すること」
・赤ちゃんは最初から想定していないので、使用禁止

いちばん良いボラギノールはどれ?市販品まとめ

正直にいうと、ステロイドが肌トラブルに劇的に効くので、それで騒がれたんだと思います。

なのでキャバ嬢と同じ結果を希望するならステロイド入りを選ぶことになります。

「だったら最初から顔用のステロイド軟膏を買ってくればいいのに」と私なら思いますが。。。

ステロイドないもの

ステロイドなしは「ボラギノールM」シリーズ

「ステロイド無(む)のM」って覚えると良いかも。

坐剤と軟膏がありますが、肌に塗りたい人は坐剤は使いにくいはず(笑)。アラントインなど組織修復成分は入っているので、基本的な効果は期待できるはず。

ステロイド入っているもの

ステロイド入りは「ボラギノールA」シリーズ。

小分けの「注入軟膏」がよくブログなどで紹介されているようです。

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