多くの浴室乾燥機の乾燥機能は温風によって浴室や室内に干された洗濯物を乾かします。
乾燥時の温風はかなりの高温になるため、シャンプーやボディソープなどのポンプ（容器内）の中の空気の温度が上昇し、熱で膨張して注ぎ口から洗浄液が飛び出てしまうのです。
空気は加熱されると膨らむ事は、理科の実験でやりましたね？
あれと同じことがバスルームのシャンプーポンプで起きているのです。

浴室乾燥機の温風はかなりの高温になる場合もあり、容器内の液体の温度が60度近くまで上昇する事があります。
その為、中の洗浄液が熱で分離したり、凝固したりするなど、変質したりする可能性があります。
その為、浴室乾燥機をかける時にはシャンプーや浴室内で使う液体は浴室から出しておきましょう。
カビキラーなどの洗浄力の強い洗剤や、パーマ液など他の液体と混ざると危険な液体は、発熱や発火などの危険性もあるため、浴室には置かないように心がけましょう。
また、化粧品などの品質が変わると困る商品やデリケートな商品もバルルームから避けておくほうが良いです。

浴室乾燥機が犯人なのは分かったけど、しっかり乾燥させないとカビが生えるし、水滴もたまって不衛生… 洗濯物の乾燥にも使っているから、できれば使い続けたい！
そうです。便利なのです。一度使ったら離れられません。愛しの浴室乾燥機。

一番良いのは、浴室乾燥機をかける時はシャンプーやリンス、洗顔料などの液体物をお風呂場から出しておくことですが、毎回避けるのは面倒です。