急な下痢や頭痛に効き目アリ!? 覚えておきたい体の「ツボ」まとめ
電車の中や大事な会議中など「どうしてこんな時に…。」というタイミングで急な体の不調に襲われた経験がある人も少なくないでしょう。そんな時に限って薬を携帯していなかったり…。絶体絶命。しかし、そんな時に役立つ体のツボが存在することをご存知ですか?
急な「下痢」や「頭痛」に効くツボがあるって知っていますか?
1.急な下痢に効果的なツボ
手の甲の真ん中よりやや薬指よりのところにあるツボで、腸を収縮させて一時的に動きを止める働きがあります。
このツボをやや強めに「5秒押す⇒休む」を3回くらい繰り返しましょう。
2.ストレス性の腹痛に効くツボ
ストレスからお腹が痛くなる方には自律神経を安定させる百会(ひゃくえ)というツボがおすすめ。
精神のバランスが良くなり、胃腸の調子が整うツボなので日常的に押すことで「なんとなくだるい」「倦怠感がある」など脳疲労や腸のセルフケアにもなりますよ。
3.偏頭痛を抑えたいときのツボ
場所
薬指の第二関節の側面、小指側にあるツボが片頭点です。
頭が痛む側の薬指のこの部分を反対の手でつまみ、親指か人さし指の先でグリグリ押して刺激しましょう。 押し方の代表的な例としてつまようじ(尖っていない方)などの細いものを使って刺激するとさらに効果的です。
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4.頭痛も肩こりも和らげるツボ
肩井(けんせい)というツボは肩こりに効くツボとして
知られていますが、肩こりと頭痛には密接な関係があります
肩に凝りが生じるということは、肩から上の部分、
頭部への血行も悪くなっている可能性が高いのです。
そこで、血流が悪くなった肩のツボを刺激することにより、
頭部への血流もよくなり、頭痛が緩和することになります。
肩井は、首を前に曲げたときに、首の付け根のでっぱる骨(A部)と肩先(B部)の真ん中に位置するツボです。
人差し指、あるいは中指の腹を肩井ツボに当てて、
下へ垂直方向に引き降ろすような感じで押します。
そして、3秒押して3秒離すといった動作を5~6回繰り返します。
少し痛みが走るかと思いますが、気持ちの良い強さで押せばよいかと思います。
ツボを押すときのポイント
実は、ツボの多くは骨の「キワ」にあります。
骨の付け根やくぼみなどに指をもぐらせてツボを探ると、「ツーン」ときたり「ジーン」ときたりといった痛みのような感覚があるところがツボになります。
ツボが効いているかの目安は?
ツボに効いているかどうかの目安としては、「気持ちいい」「イタ気持ちいい」「痛い」の3つのレベルで判断。
日常的なツボ押しなら気持ちいいと感じる程度のレベル、症状があるときにはイタ気持ちいいと感じるレベルを目安にしてください。くれぐれも痛く感じる強さで押さないこと。
正しいツボの位置を押せていれば2~3回押すだけで十分効果がありますので、グイグイと力まかせに何度も押さないようにしましょう。
さらに効果を高めるために
「5秒押して休む」というリズムも、いきなりグッと押すのではなく、「1,2,3,4,5」というように徐々に力を入れていき、戻す時も徐々に力を弱めていきます。
ツボを押す前に息を吸ったら、ゆっくりと息を吐きながらツボを押すようにするとより効果的です。
急な痛みを怖がらない生活へ!
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